ルーマニアの伝説的音楽家
「ジョルジェ・エネスク」
ジョルジェ・エネスク George Enescu (1881-1955)
20世紀の傑出したルーマニア人音楽家。作曲家、指揮者、ピアニストであり、クライスラーやティボーと並び称される20世紀前半最高のヴァイオリニストでもあります。
作曲家としての代表作は「ルーマニア狂詩曲」、「ヴァイオリンソナタ第3番」などで、作品にはルーマニアの民族音楽の影響が色濃く表れています。現在、首都ブカレスト市内に「ジョルジェ・エネスク博物館」が設置されており、2年ごとに開催される「エネスク国際音楽祭」(9月)は、ヨーロッパの主要オーケストラが招かれ、約1ヶ月間連日のようにコンサートが開催される国をあげての音楽の祭典です。